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アホの子参上。

落書きしてたんです。
お団子の女性プリさんの。

そしたら何か、何となく頭の中でストーリーを考え始めてしまって。

と言ってもさっぱ面白い物ではないのだけれど、
自分でストーリー思いつくなんて本当に滅多に無いので、
簡単にワンシーンを漫画にしてみようかなーと思ってみたら、
なんか、漫画にするにはちょっと長い(→めんどい/ぁ)と思って、珍しく小説にしてみました。

文才なんて無いけど、絵だって素人レベルで公開してんだから、良いよね別に!なノリで。





その昔、人間よりも魔物よりも、神よりも先に生まれたと言われる巨人族が、そこに住んでいたと伝えられる場所、古城グラストヘイム。
歴史ではおおよそ千年前とされているが、真偽の程を証明できるものは、目下のところ現れてはいない。
今となっては多数多種の浮かばれない魔物が無秩序に徘徊している場所でしかない為、世界中の冒険者の腕試し場所にもなっており、国から派遣されて討伐に来ている者も多い。

彼女もまた、そういった冒険者の1人だ。
冒険者と言っても物理的な破壊力を持ち合わせてはいないのだが、浄化、及び退魔能力を持ち合わせている彼女にとっては、グラストヘイムの一部は、格好の「修行場」となっていた。

「テレポート!!」

巨人が住んでいたらしいだけあって、グラストヘイムの庭園は一朝一夕では把握できない程に広い。
彼女の馴染みの目的地は古城地下にあるカタコンベなので、いつも庭は素通りして向かう習慣だ。

ところが、今日は小さなアクシデントに見舞われた。

いつもは無視して素通りするはずの、漆黒に包まれた騎士モンスターに鉢合わせた際、目の前に別の冒険者が1人居たのだ。
ここで素通りしては、彼を見捨てる事にもなりかねない。
大抵ここへ来る冒険者は、この黒騎士を素通りできるだけの腕を持ち合わせているのが通常であるし、
そうでない者が歩き回って怪我をしたところで責任はどう考えても本人にしか無いのだが、やはり目の前で見捨てるのは後味が悪いので、彼女は、彼が逃げたのを確認してから立ち去ろうと考えた。

が、彼もまた、同じ事を考えたのだろうか。
女性プリーストの一人歩きであれば尚更にそう思われるのかもしれない。
不気味な瞳が並ぶ三角帽子を被った男は、ゆっくりと歩み寄ってくる漆黒の巨体の足元に、最も効率の良い角度で瞬間的に炎の柱を叩き落した。
彼女-ティナは、彼は深淵の騎士を労する事なく倒せる腕だと見て取り、その轟音を合図に、彼に持てる限りの支援魔法を施した。

お互いに「やっぱり」おせっかいに過ぎなかったか、と思いながらも、その場は本当にあっけなく黒騎士を塵に還す事ができた。
「どうも」
「ありがとうございました」
別れ際にティナが再度、無傷のハイウィザードに基本強化支援をかけると同時に、彼はティナにヒールをかけてきた。
黒騎士の取り巻きであるカーリッツバーグに遠距離攻撃を喰らっていたのを、見逃していなかったのだ。

「あのっ、私にヒールなんてしなくて良いです。これでもプリーストなんですから、自分でできます。
 というか、私の存在意義がそれなんですからっ!」

本来、魔法使いは回復魔法を習得できる職業ではない。
今のヒールはおそらく、特殊なカードを使った業だろう。
自分へのヒールは自分のタイミングでできるから後回しにしていただけだ、と、少し申し訳無さそうに言い返す。
勿論、そんな事はハイウィザードだって承知の上である。

「んー、今のはまぁ、役割がどうこうの問題でなく、気持ちの問題だろ?
 俺にゃ支援はできないしね。ありがとう。」
「いえ、ありがとうございます…。私だってあんな強力な魔法は使えませんし。」
「じゃ、立ち止まらせてしまって済まないね。仲間が待ってるだろ。俺も飛ぶよ。」
「はい」

必要も無いので、二人は簡潔にそれだけ話して、それぞれの目的地へと向かった。

カタコンベはソロの修行場だから、待ってる仲間なんて居ないけどね。
心の中でそう呟きながら、崩れそうな古城への入り口をくぐる。

鬱塞とした、しかしどこか荘厳さを感じさせる、妙な構造をしたカタコンベ。
いつものようにアンデッドモンスターを動かぬ骸に還していると、不意に炎の柱が上がる音が聞こえた。
本当に時々居るのだ、転職を控えたマジシャンや、腕試しに来ているセージが、このカタコンベに。
そもそも人間を見かける事すら稀な時間帯もある程に寂れた場所なので、ソロの魔法使いが居ると、ついつい辻支援をかけたくなってしまう。
先方からすれば「支援が無くても戦える算段で来てるんだから、余計なおせっかいだ」と思われる可能性も非常に高いのだが、頑張ってる人を見ると応援したくなるのが人情ってものじゃないですかね。うん。

一方で魔法使いの側も、聖職者に見つかれば辻支援をかけられる事例が多い事は、さすがに経験上、熟知しているので、「支援目当てに来てるわけじゃない」という見栄とか、「予定外のSPを使わせて何だか申し訳無い」という遠慮とか諸々で、聖職者に鉢合わせると瞬間的にその場を去る事が多い。

そういうわけで、お互いの姿を察知すると、「支援をかけられる前に逃げ切るか」VS「逃げられる前に支援をかけられるか」の、ちょっとした居合い腰タイムが発生するわけだ。

ティナは、視界に入らないうちに気付いた自分が有利だと確信し、気付かれないよう、そーっと音のする方へ向かってみる。
すると、そこにはカタコンベには珍しい、ソロのハイウィザードが立っていた。
庭園で会った彼だ。

「あれ。ここに来てたんですか。」
言いながら、支援をかける。
それに気付いて、男は少しだけ目を丸くしながら、姿勢は一切崩さずに
「あれ。ここに居たのか。」

ん?何だか今の、私を探してたような口ぶりじゃない?
いやまぁ、私みたいに「仲間と一緒に騎士団とかに居るのかと思ってた」って意味かな。

「珍しいですね?ハイウィザードがカタコンベにお1人なんて。」
同じ修行場に居るのなら、少しくらいのんびり話をしても構わないだろうと、邪魔をしない程度の距離で彼の方を見ながら話しかける。
「あぁ、ちょっとスキルの試しに撃ちにねー…ここならある程度の強さのモンスターが居る上に、人が少ないからと思ってさ。」
あぁ成程。尤もだ。
「ふむ、」
目の前の敵を片付け終わってから、彼-蒼炎は短く呟いた。
「さっき、プリーストとしての存在意義がどうとか言ってたな。それなら俺と少し組んでみるか?」
「へ?」

唐突すぎる蒼炎の提案は、一昔前では日常的であった光景と言えるのだが、多くの民間機関が確立している昨今では、こういった「臨時部隊」は珍しい。

色んな意味でどう受けたものか、と少しの間、逡巡したが、特に問題も無く思えたので、二つ返事で承諾した。

それからというもの、
彼はどう彼女を気に入ったのか、度々、ティナを誘ってあちこち修行の旅に出掛けるようになっていた。
ティナはティナで、自分から誘う頻度は稀なものの、一定の相方が居ると連携の効果が上がっていく事を純粋に楽しんでいた。


【第二話へ続く】(ぇーー



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小説~~!!!
時たま絵ばかり描いてると、たまに文章を書きたくなってしまいます。
でもメンドクサイからやらないですけどねw

男ハイウィーザードは萌えです。

文章は、書き慣れないせいもあって、「どう書いたら良いのか全然分からない」大変さがあるんですが、「絵以上に修正がしやすい」のは嬉しいね!(ぁ絵だと、ほぼ完成した頃に「やっぱこここうしよう」は難しいですし;
ウィザードでも良かったのだけれど、ストーリーに合わせようとするとハイウィザードになってしまいましたv
Secre

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