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【ドイツ語/クリスマス童話】 北極からの電話

昨日に引き続き、
Märchen im Internet より、クリスマス童話です。


    
Anruf vom Nordpol
(北極からの電話)

リース


Gelangweilt schaut Anna auf die große Uhr im Wohnzimmer.

Doch die Zeit will einfach nicht vergehen. Anna gähnt.
Ihre Mutter wollte eigentlich nur kurz weg, um noch ein paar Geschenke für heute abend zu besorgen.
Anna sollte sich in der Zwischenzeit mit ihren Spielsachen beschäftigen.
Doch das war ihr jetzt auch verleidet. Die Puppen hängen ihr schon langsam zum Hals heraus. Sie will mit den neuen Spielsachen spielen, die sie sich vom Christkind gewünscht hat.

アンナは退屈げに、居間の大きな時計を見る。

しかし時間は簡単に過ぎ去ってはくれない。アンナはあくびをした。
彼女の母親は、本当についさっき、今夜のプレゼントをいくつか調達する為に出掛けていた。
アンナはその間、玩具で遊んでいたが、不愉快にさせられるばかりだった。
お人形達にも、もうウンザリだ。クリストキント(※)にお願いした新しい玩具で遊びたかった。

(※幼きキリスト。子ども達に、クリスマスプレゼントを持ってきてくれる存在だと信じられている。)





時計


"Wann kommt die endlich?"
fragt sich Anna ungeduldig und blickt zum Fenster hinaus.
Mit Begeisterung stellt sie fest, dass es zu schneien begonnen hat.
Aus den Nachbargärten strahlen die erleuchteten Christbäume.
Weiße Flocken fallen vom Himmel wie im Weihnachtsfilm, den sie gestern im Fernsehen gesehen hatte.
"Fernsehen!"
durchfährt es Anna erfreut und rennt zu gleich zum Fernsehapparat, wo sie jedoch feststellen muss, dass die Mutter die Fernbedienung versteckt hat.
Nach weiteren langweiligen Minuten beschließt sie hinauszugehen.
Wieder hat sie die Rechnung ohne ihre Mutter gemacht.
Die Tür ist fest verschlossen. Vergeblich drückt Anna mehrmals auf die Klinke.

「いいかげん、いつ来るのかしら?」
アンナはイライラしながら尋ね、窓の外を見る。

彼女は雪が降り始めているのを確認する事に熱中していた。
隣の庭からは、クリスマスツリーの煌々とした灯りが煌いている。
白い切片が、昨日テレビで観たクリスマス映画のように、空から落ちている。
「テレビ!」
アンナは喜んで走り出すと、すぐにテレビに駆け寄ったが、お母さんが隠してしまったリモコンがどこにあるのかを探さないといけなかった。

また退屈な時間が過ぎて、彼女は外に出る事を決心した。
彼女はお母さん無しには何もできないのだ。
ドアは、堅く閉ざされている。
彼女は何度も、びくともしないドアノブを押した。


さとと-クリスマスツリー  お家


Anna nimmt einen selbstgebackenen Keks aus der Dose.
"Wenn es doch nur schon Abend wäre,"
wünscht sie sich und malt sich in Gedanken die Geschenke aus, die das Christkind heute bringen wird. Ihr Blick fällt zum Tannenbaum, der erst am Abend geschmückt wird.
Im Gedanken sieht Anna schon die Kerzen leuchten.
Plötzlich läutet das Telefon. Anna lauscht. Ja, richtig. Das Telefon klingelt und holt Anna aus ihren Fantasieträumen zurück.

アンナは自家製ビスケットを瓶から取り出した。
「もしこのまま夜になったら、」
彼女は今日、クリストキントが来てくれる事を願い、思い描いた。
夜に真っ先に飾られる予定の樅の木に視線を落とすと、アンナの頭の中では、もう蝋燭に火が燈っていた。

と、突然、電話が鳴った。
アンナは耳を澄ます。
あぁ、そうだわ。電話が鳴り響いて、アンナは幻想的な夢から引き戻された。



          電話

Sie schleicht zum Telefon.
Wer kann das wohl sein?
"Soll ich abnehmen?"
überlegt sie und wartet. Das Telefon klingelt immer noch.

ゆっくりと電話に忍び寄る。
誰なの?
「取った方が良いのかしら?」
考え込んで、待ってみた。
電話はなおも鳴り続けている。


Das Klingeln klingt geheimnisvoll
"Vielleicht ist es das Christkind?"
Mit klopfendem Herzen nimmt Anna den Hörer in die Hand.
"Ja?"
Sie lauscht. Endlich ertönt ein tiefe Stimme.
"Wer ist da?"
Klang so der Weihnachtsmann?
"Anna,"
flüstert sie so leise, dass man es am anderen Ende kaum versteht.
"Du heißt Anna, so. Weißt Du, wer ich bin?"
fragt die Stimme. Anna verneint.
"Ich bin der Weihnachtsmann."
Anna verliert vor Schreck die Stimme.
"Der....?"
"Ja, der Weihnachtsmann,"
wiederholt der Anrufer,
"ich habe von dir einen Wunschzettel bekommen."
Anna setzt sich auf den Boden.
"Von mir?"
fragt sie erstaunt, "aber ich habe doch ans Christkind geschrieben."

ベルが神秘的にに鳴り響いている。
「もしかして、クリストキント?」
アンナは胸を高鳴らせて受話器を手に取った。

「もしもし?」
彼女が耳を澄ますと、不意に低い声が聞こえた。
「誰だい?」
サンタクロースみたいな声?
「アンナよ、」
どうなるのか見当もつかず、とても静かに、囁いた。
「君はアンナと言うんだね、そうか。私が誰だか、知ってるかい?」
声は尋ねた。
アンナはいいえと答えた。

「私はサンタクロースだよ。」
アンナは驚きで声を失ってしまった。
「サ…?」
「そう、サンタクロースだ、」電話の相手は繰り返した。
「私は君から、欲しい物のメモを受け取った。」
アンナは床の上に座り込んでいる。
「私から?」
驚いて尋ねた。「でも私、クリストキント宛に書いたのよ。」


jumee☆angelLjumee☆STARforANGELjumee☆angelR


"Das Christkind hat viel zu viel Arbeit. Darum muss ich ihm jetzt helfen. Verstehst Du?"
"Ja,"
meint Anna zögernd.
"Bei mir herrscht heute Hochbetrieb,"
erklärt der Weihnachtsmann,
"in drei Stunden werde ich meinen Schlitten besteigen und losfahren, damit alle Kinder ihre Geschenke bekommen.
Aber warum ich dich anrufe: Meine Gehilfen können Deine Schrift nicht richtig lesen.
Könntest Du mir nochmals sagen, was Du dir gewünscht hast?"
"Du hast sie nicht lesen können?"
Anna holt tief Luft: "Also, ich wünsche mir ein Märchenbuch, eine neue Puppe, Farbstifte, Plüschhund... ja, und noch einen Pullover."

「クリストキントは仕事がたくさんあるんだ。だから、私が今手伝っているんだよ。分かったかな?」
「うん、」
アンナは躊躇いがちに言った。
「今日は私のところは大忙しなんだ、」
サンタクロースは語る。
「私は3時間後に、全ての子ども達がプレゼントを貰えるように、ソリに乗り込んで出発するんだ。
 でも、どうして私が君に電話したか、なんだけど、私の助手が、君の字をちゃんと読めなかったんだ。
 もう一度教えてくれないかな、何を欲しがっていたのか。」
「読めなかったの?」
アンナは深く息を吸い込んだ。
「えぇと、私が欲しいのは、童話の本、新しいお人形、色鉛筆、犬のぬいぐるみ、……そう、それとあと、セーター。」


さとと-クリスマスプレゼント  ノート  ハローハーベスト  色鉛筆  イオン  タートルネック  さとと-クリスマスプレゼント


"Das sind aber viele Wünsche,"
antwortet der Weihnachtsmann.
"Zuviel?" fragt Anna etwas ängstlich.
"Nein! Ich werde sie dir schon erfüllen können..."
"Wirklich?"
ruft Anna glücklich.
"Ja, ganz bestimmt,"
meint der Weihnachtsmann,
"Du bist das letzte Jahr so brav gewesen.."
Den Rest des Satzes versteht sie nicht mehr, denn soeben ist die Mutter zur Tür hereingekommen, vollgepackt mit großen Einkaufstaschen.
"Mama, Mama,"
ruft Anna aufgeregt, "am Telefon.."
Erschrocken lässt die Taschen fallen und nimmt die Mutter den Hörer an sich.
"Hallo, wer ist da?"
Niemand antwortet.
Nur das Atmen einer Person ist zu hören.
"Hallo?"
Die Mutter legt auf.
"Wer war das?" will sie von Anna wissen.
"Ich weiß es nicht....,"
lügt sie und sagt dann leise:
"Beim nächsten Mal musst Du meinen Wunschzettel schöner schreiben..."


「それはまたたくさんの願い事だね、」
サンタクロースは答えた。
「多すぎる?」
アンナはいくらか不安げに尋ねた。
「いや!私はそれをちゃんと叶えられるよ…」
「本当?」
アンナは喜んだ。
「うん、まったくもって本当さ、」
サンタクロースは言う
「君は去年、とてもおりこうさんだった…」
言葉の最後がそれ以上聞こえなかった。
というのも、今まさに大きな買い物袋をいっぱいにして、お母さんが玄関に入ってきたのだ。

「ママ、ママ、」
アンナは興奮して呼んだ「電話にね…」
お母さんはびっくりして荷物を落とすと、受話器を受け取った。
「もしもし、どなたですか?」
誰も答えない。
ただ誰かの息遣いだけが聞こえる。
「もしもし?」
お母さんは受話器を置いて、アンナから聞こうと思った。
「誰だったの?」
「知らない…」
アンナは嘘をついて、小さな声で言った。
「次はお願い事メモを、綺麗に書かなくちゃ…」



作: Stephan Sigg
www.stephansigg.com



    

前回の話もそうでしたが、
「本物のサンタなのか、デパートのスタッフなのか」とか、
「本物のサンタなのか、親が手配したサンタ役の男性なのか」が、はっきりしていませんよね…。
そのあたりがファンタジーなのでしょうか。



今回はとあるサイトより、ドイツのジョークも1つ。

Welcher Tag ist der arbeitsintensivste für einen Beamten?
Der Montag, da muss er gleich zwei Kalenderblätter abreißen.


(公務員が最もせわしなく働く日はいつ?
 月曜日だよ。だって日めくりカレンダーを2枚も破らないといけないからね。)

これは「ヤツラ仕事してねぇ」っていう皮肉なのでしょうね。
思わずニヤリとさせるジョークです。
(ドイツのお役所は仕事しない人が本当に多いようです!
私は運良く仕事してくれる人しか当たってませんが。)



◆次回のクリスマス童話◆
Barbarazweige (バルバラの枝)
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