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【ドイツ語/クリスマス童話】 バルバラの枝

分かりきっている事なのに、どうして何度でも口に出してしまうのでしょうね。

寒いー。

1日に何回言ってるか分かったものじゃありません(笑)



さてさて、今日もMärchen im Internet より、クリスマス童話です。


    
Barbarazweige
(バルバラの枝)





»Morgen ist Barbaratag«,
sagt die Mutter zu den Kindern,
»wir wollen nicht vergessen, die Barbarazweige zu schneiden.«
»Warum macht man das?«
fragen die Kinder.

「明日はバルバラの日よ。」
お母さんが子ども達に言います。
「バルバラの枝を切るのを、忘れないようにね。」
「どうして、こんな事やるの?」
子ども達は尋ねます。

枝

Da erzählt die Mutter:
»Die heilige Barbara hat vor vielen hundert Jahren in Kleinasien gelebt und musste schon als junges Mädchen sterben, weil sie ihren Glauben an Jesus nicht aufgeben wollte.
Am Barbaratag denken wir an dieses tapfere Mädchen, und die Bergleute haben sie sich zur Schutzpatronin auserwählt.«
- »Und die Barbarazweige?«
fragen die Kinder noch einmal.

なので、お母さんは語ります。
「聖なるバルバラは、何百年も前、小アジアに住んでいてね、まだ幼い少女なのに死ななくてはならなかったの。
どうしてかっていうと、彼女は、キリスト教を捨てられなかったからなのよ。
だからバルバラの日には、私達はこの敬虔な少女の事と、
鉱山労働者達が彼女を守護聖人として選出した事を思い出さなくてはいけないわ。」
「それで、バルバラの枝って?」
子ども達はもう一度尋ねます。

てんし

»Es ist ein schöner, alter Brauch, am vierten Dezember, dem Barbaratag, Zweige vom Kirschbaum, vom Jasmin oder von der Weide abzuschneiden.
Die Stiele werden dann schräg eingekerbt und in lauwarmes Wasser gestellt.
Wenn das Wasser alle zwei Tage erneuert wird und die Zweige in einem nicht zu warmen Zimmer stehen, dann blühen sie zu Weihnachten.
Der Barbaratag liegt drei Wochen vor Weihnachten, so lange brauchen die Zweige, um zum Blühen zu kommen, deshalb nennt man sie Barbarazweige.«
-»Wenn drei Wochen vor Weihnachten Martinstag wäre, würden sie wahrscheinlich Martinszweige heißen«
sagt Martin, der Jüngste, nachdenklich.


「それは12月の4番目の日、バルバラの日に、
サクラやジャスミン、もしくはヤナギの枝を切り取るという、美しく古い慣わしなの。
枝に斜めに傷をいれて、ぬるま湯に浸しておくのよ。
2日ごとに水を新しく入れ換えて、温かすぎない部屋に置いておくと、クリスマスに花を咲かせるのよ。
バルバラの日はクリスマスの3週間前だけど、枝が花を咲かせる為に必要とする時間はとても長いわ。
だから、これはバルバラの枝と呼ばれるのよ。」

「クリスマスの3週間前がマルティーンの日だったら、もしかしてマルティーンの枝って名前だったのかな。」
一番幼いマルティーンは、そう言って考え込んでいた。



    

なんか、普通にキリスト教の慣わしの説明+幼い子どものボケだけ、みたいな感じでしたね。

この童話だけでは、「少女バルバラ」についての説明が不十分なので、以下に補足です。


リース Legende der heiligen Barbara
    聖なるバルバラの伝説


Die heilige Barbara lebte im 3. Jahrhundert in Nikomedia in Kleinasien. Heute heißt die Stadt Izmit und ist eine türkische Stadt am Marmarameer (nördliches Istanbul). Ihr Vater, ein Heide, liebte seine Tochter über alles. Da er jedoch auch sehr eifersüchtig und argwöhnisch war, sperrte er sie immer in einen Turm ein, wenn er verreisen mußte.

聖なるバルバラは、3世紀、小アジアのニコメディアにいました。
そこは今ではイズミットと呼ばれている、マルマラ海に面したトルコの町です。(イスタンブール北部)
彼女の父はキリスト教徒ではなく、娘の全てを愛していたのですが、とても嫉妬深く、猜疑心の強い人だったので、彼が旅に出ないといけない時は、いつも娘を塔に閉じ込めていました。


Obwohl Barbara sehr reich war, war sie dennoch sehr einsam und unglücklich. Als sie dann die christliche Religion kennenlernte, sah sie in einem christlichen Leben ihre Aufgabe und ließ sich taufen. Dies war in der Zeit der Christenverfolgung unter Kaiser Decius in den Jahren 249-251.

バルバラは非常にお金持ちだったにも関わらず、とても孤独で、不幸でした。
そして彼女はキリスト教に出会った時、キリスト教徒として生きる事に使命を見出し、洗礼を受けました。
デキウス皇帝による、キリスト教迫害の行われていた249~251年の事です。


Die Legende erzählt nun, daß der Vater als er von einer Geschäftsreise zurückkam, erstaunt feststellte, daß der Turm statt zwei Fenster wie bisher drei Fenster aufwies. Als er seine Tochter zur Rede stellte, gestand sie ihm, daß sie Christin sei und zur Erinnerung an die heilige Dreifaltigkeit drei Fenster im Turm haben wollte.

さて伝説の話ですが、父が商用旅行から戻った時、塔にあった2つの窓が3つに変わっているのを見て彼は驚きました。
娘を問い詰めると、彼女は自分がキリスト教徒になった事と、塔の3つの窓で神聖なる三位一体を表現しようとしたのだと白状しました。


Der Vater war entsetzt und versuchte alles, um sie vom Christentum loszureißen. Aus Entäuschung und Wut über ihren Starrsinn zeigte er sie selber an. Sie wurde gefangen genommen und starb für ihren Glauben. Den Vater erschlug unmittelbar nach der Untat der Blitz.

父は愕然とし、彼女をキリスト教から引き剥がすために、ありとあらゆる事を試みました。
しかし、彼女の頑固さに失望し、憤慨して、彼女を幽閉してしまいました。
そして彼女は信念の為に死んだのです。
父はその直後、雷に打たれました。

(ここは、「父が娘の首を切り落とし、父は雷(神の怒り)に打たれて死んだ、という話もあります。)
(そのため、雷から身を守る際にも、バルバラに祈る習慣もあるそうです。)

雷

Das Brauchtum mit den Barbarazweigen soll auf ihre Gefangenschaft zurückgehen. Hier hat sie einen verdorrten Kirschbaumzweig mit Tropfen aus ihrem Trinknapf benetzt. In den letzten Tagen im Bewußtsein ihres Todesurteils fand sie Trost darin, daß der Zweig in ihrer Zelle blühte.

バルバラの枝のしきたりは、彼女が幽閉されていたところに由来しているそうです。
ここで彼女は枯れたサクラの木の枝を、雫の残ったコップにさしていました。
彼女が死刑宣告を受けて、最後の日、小さな部屋の中で、その枝が花を咲かせ、彼女を慰めたそうです。


桜

Sie ist nicht nur eine der 14 Nothelfer der katholischen Glaubenswelt, sondern gilt sogleich als Schutzpatronin der Artilleristen, Bergleute, die für sie am Barbaratag ein Licht im Stollen brennen lassen, Gefangenen, Glöckner, (viele Kirchenglocken tragen ihren Namen), Architekten und Waffenschmiede. Um den 4. Dezember als Gedenktag an diese Märtyrerin rankt sich ein reiches Brauchtum. Besonders bekannt und verbreitet ist die Sitte, am Barbaratag einen Apfel-, Kirsch-, Kastanien-, Pflaumen-, Holunder-, Rotdorn- oder Forsythienzweig zu schneiden und in das geheizte Zimmer stellen. Kommt der Zweig gerade am Weihnachtsfest zum Blühen, so wird das als gutes Zeichen für die Zukunft gewertet.

彼女はカトリック信仰の世界で、14番目の救護聖人となっただけでなく、ただちに砲兵、バルバラに日は坑道を燃やし彼女の為に火を灯す鉱山労働者、囚人、鐘つき人、(多くの教会の鐘が彼女の名前を持っている)、建築家、そして武器職人の守護聖人となりました。
12月4日はこの殉教者の記念日というのが立派なしきたりとなったのです。
とりわけ有名で広く知られているのは、バルバラの日には、リンゴ、サクラ、栗、プラム、ニワトコ、セイヨウサンザシ、などの枝を切り、暖かい部屋に置いておく事です。
クリスマスに枝が花を咲かせたなら、将来に良い事のある暗示だそうです。



補足の補足。
この「バルバラの枝がクリスマスに花を咲かせるかどうか」は、
「未来が明るいかどうかの占い」であるだけでなく、
未婚女性の「結婚占い」にもなっているようです。
枝を複数用意し、それぞれの枝に「この人はどうかしら?」と思う男性の名前の札を付け、
一番最初に開花した枝に付けられた名前の人が未来の夫になるのだそうな。
また、家族内で、各々が枝に自分の名札をつけ、「誰が来年の幸運を得るか」と占うなど、
通称「お告げの日」とされている部分も多いらしいです。


ちなみに私はドイツに居る間、この話をちょこっとは聞きましたが、
自分では何も試してません。





長くなってしまいましたが、今回もドイツ語のジョークを1つ。

Eine alte Dame trinkt zum ersten Mal Whisky.
Sie überlegt eine Weile und meint dann:
"Merkwürdig, das Zeug schmeckt genau so wie die Medizin, die mein seliger Mann zwanzig Jahre einnehmen musste."


ある老いた婦人が、初めてウィルキーを飲んでみた。
彼女はしばらく考えると、こんな事を思った。
「奇妙な味ねぇ。亡くなった夫が20年間飲まないといけなかったお薬みたいな味だわ。」

キャンティwine02


………………ウィスキーみたいな強いお酒を20年も飲み続けてると、死にますよ、って風刺(?)ですかねぇ…?


◆次回のクリスマス童話◆
Die Bescherung (クリスマスプレゼント)
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今更ながらなんですが。
ドイツジョーク、そのまんまだと思うよ。
亡くなった夫が20年間飲まないといけなかった=アルコール中毒を示唆
お薬=ウィスキーのことを知らせず、薬として飲んでいた
っていうことじゃないかな。
ジョークムズカシイ。

リスフィルさん>
旦那さんが酒が飲みたいが為に「これは薬だよ。」と奥さんに言い訳していたという事ですね。
しかしどう転んでも「奥さんは何故その薬の味を知ってるんだ」という謎が残りますな(笑)
……その不条理(?)も含めて笑いだったりして…?(´・ω・`)
ほんとムズカシイv
Secre

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